イヤイヤ期の歯磨き対策7選!押さえつけるのは虐待!?

押さえつけるのは虐待!?イヤイヤ期の歯磨き対策7選! 歯みがき
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イヤイヤ期の子供の歯磨き、どう対策していますか?

押さえつけて無理やりやっているけど、いつも大泣き。

周りに虐待だと思われていないか、心配・・・。

こんなことを思ったことはありませんか?

大丈夫!虐待ではありません!!

子供の歯を大切に思っているからこその行動です!

とはいえ、できれば可愛い我が子を押さえつけたくないですよね。

どうすれば子供に嫌がられずに歯磨きができるのでしょうか?

この記事では、イヤイヤ期の歯磨き対策について詳しく考えていきます。

イヤイヤ期の歯磨き対策のポイントは「習慣化」

イヤイヤ期の歯磨き対策のポイントは習慣化

私も1歳半頃からイヤイヤ期が始まった息子の歯磨きに、悩んでいました。

押さえつけて歯磨きをして、大号泣されたこともありました。

ネットで調べ、試行錯誤してたどり着いた結論は、歯磨きは習慣化するしかない!でした。

この記事では、イヤイヤ期の歯磨きを楽にするために、歯磨きを習慣化するポイントを7つご紹介します!

とはいえ、そんなにすぐ習慣化できないよ。習慣化するまでが辛いよ。

という方に向けて、年齢ごとに効果のあった具体的な対策も併せてご紹介します!

この記事はこんな人にオススメ!

  • イヤイヤ期の歯磨きに悩んでいる人
  • イヤイヤ期の歯磨きのコツを知りたい人
  • 歯磨きを習慣化させたい人

歯磨きの習慣化がなぜ大事なのか?

歯磨きの習慣化がなぜ大事なのか?

イヤイヤ期は「自分でやってみたい!」という気持ちが現れる時期です。

あれもこれも自分で決めたいし、自分でやってみたいのです。

親に決められたことを、無理やりやらされるのが、イヤなのです。

具体的にいうと、突然親から「歯磨きするよ」と勝手に決められる。

洗面所に抱っこで連れて行かれて、寝ころばせられて、歯ブラシを口に突っ込まれる。

親に歯をゴシゴシされる。

子供からしたら、イヤでたまらないのです。

子供は、自分で歯磨きをすることを決めて、洗面所に行き、歯ブラシを口に入れたいのです。

そのためには、毎日やっているから当たり前のように自分からやる、という状況を作る必要があります。

つまり、習慣化です。

では、歯磨きを習慣化するポイントを見ていきましょう。

歯磨きを習慣化する7つのポイント

歯磨きを習慣化する7つのポイント

歯磨きを習慣化するためには、毎日同じ状況を作ることが大切です。

以下のポイントを押さえて、毎日同じ状況を作っていきましょう。

1:歯磨きのタイミングを決める

歯磨きのタイミングを決めておき、毎日同じタイミングで歯磨きすることが大切です。

具体的には、お風呂から出て服を着たら、歯磨きをするというように、流れを決めましょう。

8時になったら歯磨きをする、というように時間で決めても大丈夫です。

ただ、時間で決めると、予定があってずれたりする可能性が高いので、流れで決めておく方がオススメです。

2:歯磨きの場所を決める

歯磨きをする場所を決めておくことも大切です。

イヤイヤ期になると、歯磨きを嫌がって逃げ回り、追いかけてリビングでするということもあるでしょう。

しかし、いろんな場所で歯磨きをしてしまうと、なかなか習慣化がしづらくなります。

洗面所ですると決めたら、抱っこで洗面所まで連れてきてでも、同じ場所ですることをオススメします。

3:磨く歯の順番を決める

磨く歯の順番も決めておき、その通りに磨くと、より良いです。

そこまでしなくても、と思う方もいると思います。

しかし、毎日同じことが起きている方が、子どもは安心します。

昨日は上の歯からだったのに、今日は下の歯からという風になると、「思っていたのと違う!」と子どもが号泣する可能性もあります。

ぜひ磨く歯の順番まで決めてみてください。

4:仕上げ磨きは短時間で行う

仕上げ磨きは、子供にとっては自分の思い通りにならない時間です。

なるべく仕上げ磨きの時間は短くしてあげましょう

そのためにも、歯の磨く順番を決めておくと、迷わずできるのでオススメです。

5:痛い場所に歯ブラシを当てない

上唇の内側と、歯茎をつなぐスジは、歯ブラシが当たると痛く感じる部分です。

歯ブラシを持っていない方の手で、保護しながら磨いてあげましょう

歯ブラシが痛いと思うと、「歯ブラシをやりたくない」という気持ちが強くなり、習慣化が難しくなります。

なるべく痛くならないように、工夫して歯磨きしてみてください。

6:歯磨き後は全力で褒める

歯磨きが終わったら、全力で褒めてあげましょう

「歯磨き頑張ったね!すごいじゃん!」という褒め方でもいいのですが

「歯磨きしてスッキリしたね。気持ちいいね!」というような言い方がオススメです。

歯磨きをすると気持ちいい、ということを覚えていくと、自分から歯磨きをしようという気持ちになります。

7:歯磨きの大切さを伝える

言葉がわかる年齢になってきたら、歯磨きの大切さを、定期的に伝えていくことも大切です。

「歯磨きをしないと、虫歯になって歯が痛くなってしまう」

「歯は一度生え変わるけど、その後は一生同じ歯を使うので、大事にしよう」

などを伝えていきたいですね。

ただし、歯磨き中や歯磨き前に、長々と伝えるのはあまり良くありません。

遊びの中や、楽しい雰囲気で伝えていくことが効果的です。

歯磨きの絵本や動画などを活用して、親も子も楽しみながら伝えていくことがオススメです。

年齢ごとに効果のあった具体的な歯磨き対策

年齢ごとに効果のあった具体的な対策

習慣化するまでは、イヤイヤ対策が大変ですよね。

また、一度習慣化しても、子どもの成長や発達によって、習慣がリセットする可能性もあります。

個人差はありますが、早ければイヤイヤ期は1歳過ぎから始まります。

2歳半頃にピークを迎え、3歳をすぎると少し落ち着いてくることが多いです。

年齢ごとに成長や発達の段階があります。

成長や発達の段階を知ると、具体的な対策も取りやすくなるので、併せて紹介していきます。

1歳頃の成長と発達

1歳頃の成長と発達から見えてくる、具体的な対策とは?

歩き始める頃で、目が離せなくなる頃です。

「わんわん」「まんま」など、意味のある言葉を話し始める子もいるでしょう。

行動範囲が広がり、あっちに行きたい、触ってみたいなど、好奇心も旺盛になっていきます。

自我も芽生え、自分でやりたいという気持ちが出始めます。

でも、手はまだ上手に動かせません

言葉で自分の気持ちを言うこともできません

そんな1歳児、どう対策していけばいいのでしょう?

1歳頃の具体的な歯磨き対策

好奇心が旺盛になっていくので、ハンドミラーが有効です!

鏡に映っている自分や、歯ブラシが動く様子を興味津々で見てくれる可能性があります。

子ども用のハンドミラーであれば、持ちやすい形状をしているので、1歳児でも持つことができます。

自分でできなくて癇癪を起こす、ということも少ないでしょう。

また、言葉も徐々に覚えてくる時期なので、歯磨きの歌を全力で歌うこともオススメです。

歯磨きが楽しいことなんだと思ってもらえるようになると、習慣化もしやすくなります。

2歳頃の成長と発達

2歳頃の成長と発達から見えてくる、具体的な対策とは?

2歳になると、絵本のページをめくる事ができたり、道具を使ったり、手先が器用になってきます。

また、四角い石を電車に見立てて遊ぶなど、見立て遊びができるようになる子もいるでしょう。

「あっち いく」「おみず のむ」など、2語文を話すこともできるようになってきます。

自己主張ができるようになり、「自分で!自分で!」と、自分でやりたがります。

自分の思うようにいないと、かんしゃくを起こすことも、まだまだあります。

そんな2歳児、どう対策していけばいいのでしょう?

2歳頃の具体的な歯磨き対策

手先も器用になってきているので、まずは自分で磨いてもらいます

しかし、親が仕上げ磨きをするのを嫌がる場合が多々あります。

そんな時には、「親の仕上げ磨きをやってもらう」ことが有効です。

「〇〇ちゃんが、ママの歯を磨いてね。ママは、〇〇ちゃんの歯を磨くね」

と言って、向かい合ってお互いの仕上げ磨きをすると、喜んでやってくれるでしょう。

また、見立て遊びができるようになってくるので、歯ブラシを何かに見立てるのも効果的です。

歯ブラシを持ちながら、「あ!飛行機だ!ブーン!〇〇ちゃんのお口に着陸しまーす!」

などと言いながら口の中に歯ブラシを入れると、笑いながら受け入れてくれるでしょう。

3歳頃の成長と発達

3歳頃の成長と発達から見えてくる、具体的な対策とは?

3歳になると、ハサミを使ったり、ボタンのかけ外しができるなど、複雑な手の動きができるようになります。

また、ごっこ遊びもできるようになってきます。

言葉も、「お腹すいたから、ご飯食べようかな」と言ったように、複雑な文章が喋れるようになります。

日常会話がほぼ可能になり、かんしゃくを起こすことは減ってくるでしょう。

自分で決めて、最後までやり通したいと言う思いが強くなってきます。

そんな3歳児、どう対策していけばいいのでしょう?

3歳頃の具体的な歯磨き対策

自分で決めたことをやり通したい時期なので、歯磨きのタイミングを一緒に決めることが有効です。

お風呂に入る、歯磨きをする、絵本を読む、お布団に入る、と言ったように、夜やることの流れを話し合って決めましょう。

すると、自分で決めたことなので、やってくれるようになります。

また、ごっこ遊びができるようになってくるので、歯磨き屋さんを開店するなども効果的です。

「歯磨き屋さんでーす!お客さんはいませんかー?」などと言うと、「いまーす!」と言って駆け寄ってきます。

「お口開けてくださーい。あ、たくさん歯が生えてますねー!素敵な歯ですねー」

などと言いながら、歯を磨いてあげると、お客さんになりきって磨かせてくれることでしょう。

イヤイヤ期の歯磨きの注意点

イヤイヤ期の歯磨きの注意点

イヤイヤ期の歯磨き、本当に大変です。

ただ、そんな中でも、これだけは注意して欲しいという点が2つあります。

少しでもいいので毎日歯磨きをする

歯磨きのポイントは、習慣化することです。

今日は疲れている、子どもの機嫌が悪い、など、歯磨きをしたくない日があることは、とてもよくわかります。

でも、歯磨きを習慣化して今後を楽にするために、短時間でもいいので毎日歯磨きをしてください。

歯医者さんを悪者にしない

「歯磨きしないと、虫歯になって歯医者さん行くんだよ?イタイイタイだよ?」

歯磨きをしないと虫歯になって大変、ということを伝えたくて言ったことありませんか?

しかし、「歯医者さん=怖いところ」と言うイメージがついてしまうので、やめた方がいいです。

いざ本当に虫歯になった時に、歯医者さんで大号泣し大変なことになります・・・。

まとめ

イヤイヤ期の歯磨き対策まとめ

今回の記事では、イヤイヤ期の歯磨きの対策として、歯磨きを習慣化するポイントを7つご紹介しました!

また、年齢に合わせた具体的な対策もご紹介しました。

イヤイヤ期の歯磨き、本当に大変です。

でも、習慣化ができれば、徐々に楽になっていきます。

挫けずに、毎日コツコツ続けて、健康な歯を保っていきましょう。

全ての人が、笑顔でご飯を食べられる毎日になりますように。

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